1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,補1,補2,補3
一次斉次な関数
全ての変数を 倍すると、関数の値も
倍になる場合、そのような関数は「一次斉次 (homogenous of degree one)」であると言います。(注:一次同次と呼ぶことも多い。)例えば
は、







となり、確かに関数の値が元の

別の例としては
があります。




となり、関数の値は元の


経済学で一次斉次の関数が使われるのは主に「生産関数」と「マッチング関数」です。生産関数が一次斉次であると仮定することは、「資本や労働など、生産に必要な全ての要素の投入量を2倍、3倍、


「マッチング関数」は、例えば相手を探す男性の数と女性の数を入れると、成立するカップルの数が出てくるような関数です。男性の数と女性の数がそれぞれ2倍、3倍、




「一次斉次の関数」の定義、具体例、意味合いをしっかり言えるように、頭に入れておきましょう。