数列の項の足し算
次は、 という数列に関してシグマ表記を使う勉強をしましょう。たとえば
- ・第100項まで足す
- ・第100項までをそれぞれ2乗して足す
- ・第100項まで、奇数番目の項だけ足す
をシグマで表すと、それぞれどうなるでしょうか。
1つめの「第100項まで足す」の正解はいろいろありえますが、
などでいいでしょう。もっとも、もとより100項しかないのなら、「1から100」と言うのは省略して、単に
とだけ書くこともあります。このように、
![Rendered by QuickLaTeX.com i](https://blog-study-economics.com/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-e7e44a4cac5b9c514c67171ebc75c31e_l3.png)
![Rendered by QuickLaTeX.com i](https://blog-study-economics.com/wp-content/ql-cache/quicklatex.com-e7e44a4cac5b9c514c67171ebc75c31e_l3.png)
次に、2問目の「2乗して足す」の正解は、
です。
ですね。
最後に、3問目の「奇数番目だけ足す」の正解は
(oddは「奇数」の意味)と表すか、または
です。代入していけば
だと確認できます。
次回は「2つのベクトルの内積」を、シグマを使って表してみます。
>> 和の記号シグマ(4)内積計算のシグマ計算