金利は、特に断らない限り「年率」で表すと決まっています。

例えば友達に
「1,000円貸して。1ヶ月後1,100円返すから」
と言われたとします。この場合金利は、10%だとは言いません。


1ヶ月で10%ですから、単純に12倍して年率換算しても年120%となります。金利は実際の貸借期間の長さに関わらず、すべて年率でそろえて表すのがルールなのです。


もちろん、1,000円借りるための金利が120%だと言っても、この場合は1,200円の利子を払うということを意味しません。返済するのはあくまで1,100円なので、利子は100円なのですが、返済が1年後ではなく1ヶ月後だと、金利は10%よりもっとずっと高いとみなされるのです。


一見「1ヶ月で10%」は法定金利に引っかからなさそうですが、年率では単純計算しても120%ですから、国や時代によっては余裕で法定金利を超えてしまいます。


見かけの数字にまどわされないよう、「金利は年率で表すのが基本」と覚えておきましょう。

>> 「利子率」と「実際に払う利子」のギャップ

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